個人再生はするべき
ブログをご覧頂きありがとうございます。
自己破産と個人再生の体験談を公開しています。
このブログを書いているのは2021年7月下旬。
新型コロナウイルスの感染症が蔓延する中、TOKYO2020オリンピックが強行開催され一週間ほどが過ぎました。
新型コロナウイルスの新規感染者が3000人を超え、新規感染者数の最多更新と世間は騒然としています。
オリンピックのお祭りムードと新型コロナウイルスの爆発的な感染拡大をマスコミが同時に喧伝するというカオスな状況に困惑する日々です。
最初に私の簡単な自己紹介をさせて頂きます。
年齢は50代で約8年前に約3500万で自宅を購入し東京都の郊外に在住。
同世代の妻がおり、社会人となった子供が二人。
年収は500万程の平凡な中年のオジサンです。
約20年ほど前に自己破産し、破産宣告、免責の決定を受けて借金問題は解決しましたが、一昨年の8月下旬に再び個人再生を決意。昨年の10月下旬に認可を受けて個人再生に成功しました。
私は法律的な専門知識を持ち併せている訳ではありませんので、こちらに記載する内容は、あくまで私が依頼した弁護士より知り得た情報や個人の感想、主観です。
また自己破産については約20年前の時点での法律や申し立て手続き、個人再生についても2019年の時点での法律、申し立て方法に基ずく内容となります。
実際に私も弁護士に一任して申し立てを行いました。
自己破産や個人再生については、多くの弁護士事務所などが専門的な解説を行っていますので、法律や申し立て方法などはそちらの記載をご参照下さい。私の申し立て時期以降の法改正により変更になっている部分もあると思います。
個人再生の認可を受けてから1年弱を過ぎた今、生活は落ち着きを取り戻し、このコロナ禍の中でも、ここ数年には無かった充実した日々を過ごせています。
コロナ禍の厳しい経済環境の中、個人再生を検討し迷っている方は多くおられると思います。
私の体験談を後述させて頂きますが、個人再生の申し立ては個人に認められている権利です。利用しない手はありません。認可されれば、現在の生活は一変します。
いわゆる債務を整理する手続きですから、自己破産の申し立て、免責の様に全ての借入金を払わなくて良い訳ではありませんが、私の場合は自宅を処分せずに済む特例を利用できる個人再生を選択しました。
ここまで読んで頂いた方の中には、自己破産や個人再生など自分には無縁だと思われている方も多いと思います。
「自己破産して個人再生なんて、どんなクズ野郎なんだろう」
「借金重ねて踏み倒しておいて、個人の権利なんて開き直ってる。最低…」
そんな声も聞こえて来ます。
そんな方にも無縁な話ではありません。あなたにも必ず借金はあるはずです。
携帯電話の機種代を分割で払っていませんか?車のローンはありませんか?
通販で買い物をすればクレジットカードの利用が便利ですが、1回払いで月末に支払いをしていても、一時的には借金です。
世の中には抵抗感無く借金をさせる仕組みが張り巡らされています。
また、高校や大学の入学金や高額の学費、生活必需品の電化製品や車の購入など、「お金が無いので我慢」では済まない場面もあり、仕方無く借金をしなければならない状況も待ち受けています。
収入と支出のバランスが何かのきっかけで崩れ、その支払いサイクルが少しでも狂い始めれば、簡単に返済に追われるようになります。
そんな時に一度立ち止まり、借入金の整理をするのは必要な事です。
私自身の経験が、個人再生を迷われている方のお役に立てば幸いです。